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■ 輪姦･･･呼び出されて ■
「･･･これは･･･どういうことなんですかっ･･･！」
つい、大きな声を上げる私。
しかし目の前の彼らは涼しい顔でそんな私を軽く受け流す。
『どうもこうも･･･たまたま録れちゃったから･･･。そこに映ってるのは･･･間違いないよね？』
･･･時間遡って、校内のとある部屋･･･
「･･･このメモ･･･読みましたけど･･･。その･･･。」
『･･･読んで、ここまで来てくれたなら･･･その内容には･･･心当たりあるんでしょ？』
面識のほとんど無いクラスメイトからある日突然渡されたこの紙切れ･･･。
この紙切れを渡すときの彼らの気味悪い表情から、まともな内容ではないと思っていましたが･･･。
案の定、内容は『恋愛』と言うものからは程遠い･･･『脅迫』･･･そのものでした。
メモに指定された部屋へと赴いて、そこで見せられた一本のビデオ。
そこには･･･私とたっくんのセックスシーンが録られていました。
その映像は間違いなく･･･先日ちょっとした好奇心から･･･
人気が無いからと安心して、学校の片隅で行ってしまったものでした。
『凄く気持ちよさそうに喘いでるけど･･･。お相手は･･･弟さんでしょ？下級生に･･･いるよね？』
･･･そこまで知られていました。
この日ほど、考え無しに欲求に従ってしまった自分を後悔した事はありませんでした。
色々と言いたい事がぐるぐると頭の中を回るのですが･･･そのどれもが相手に対する有効な言葉となりません。
落ち度があるのは、間違いなく私のほう･･･。
たっくんとは普段が引け目を感じている関係だけに･･･自然と萎縮してしまう自分がいました。
そんな私の内心を見透かしたかのように彼らは･･･
『あ･･･ほら。ナマでヤって、中出しまでしちゃってる･･･。
オマ●コから弟さんの精子がこんな出ちゃって･･･保健の授業でやらなかった？
セックスする時はちゃんと避妊しなきゃってさぁ･･･。特にお姉さんの場合は･･･さ。
こういう関係って･･･近親相姦って言うんでしょ？こういう事しちゃダメな関係だって言うじゃない･･･。』
かぁっ･･･と顔が熱くなるのを感じました。恥ずかしさと･･･悔しさで･･･。
私とたっくんの関係はそんなに欲望まみれなだけのものじゃない･･･しかし、反論したくとも
･･･この状況では彼らの価値観の方が一般的であり、正しいとされるのが･･･とても悔しくて･･･。
しかも目の前のビデオに映っている私は･･･どう見ても、ただ快楽を楽しんでいるだけの一匹のメス･･･でした。
･･･そんな私を無視して、彼らは言葉を続けます。
『そこで、僕らが健全な男女関係を教えてあげようと思って･･･。』
これからの展開が読めそうな、お約束のセリフを吐きながら･･･じりっ、とにじり寄る彼ら･･･。そして･･･。
『それじゃメモに書いてあった通りにしてもらおうかな･･･。』
彼らは揃ってズボンを下ろし、それぞれの醜く勃起したペニスを私に突きつけてきました。
愛情も何もない･･･これこそ欲望だけで出来た不気味な勃起が目の前に並びます･･･。
たっくん以外の男性となんて･･･しかもこんな卑怯な方法で･･･！
とてもこんな奴らの相手をするなんて出来ません･･･。
私は気丈な態度を保っていましたが、彼らは彼らでこちらのそう言う態度は予想済みだったようです。
『まあ、素直にはしてくれないと思ったけどさ･･･。気づいているとは思うけど、教えてあげるね。
このビデオはダビングしてあって、いつでもネットに流せるようになってるんだ。
ばっちり顔まで映っちゃってるから･･･見る人が見たらとっても面白い事になると思うんだ。･･･まあそういう訳なんだ。』
ここで急に凄みを利かせた声になり･･･私を威圧します。
『･･･ここで何か僕らの言う事に従わないようだったら･･･。分かるよね？』
不覚にも軽くパニックになった私の脳裏に･･･頭の中にたっくんの顔が大きく浮かびます。
そして私の出した結論は･･･彼らの思うとおりの結論でした･･･。
今の関係がばれちゃうくらいなら･･･このしばらくの苦痛を受け入れた方がいいかもしれない･･･。
こんな単純な罠に引っかかってしまった自分を呪いながら･･･そして･･･
何としてもこんな事にたっくんを巻き込むわけにはいかない･･･と言う姉としての使命感から･･･
私は彼らのペニスを受け入れる事にしたのでした･･･。
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