■ 美浜家 朝の風景 ■
「ん・・・うん・・・っ。」
・・・窓から部屋へと差し込む朝の日差しが、私の目を刺激します。
昨晩は寝入った時間が遅かったこともあって、意識は目覚めても、身体の方はなかなか目覚めてくれません。
しばらくは薄目のまま、ベッドの暖かさを堪能していましたが・・・ダイニングの方から聞こえる物音に、
一日の始まりを意識せざるを得なくなり、重たげにのそっと身体を起こします。
スリッパに足を入れ、廊下をぺたりぺたりと気だるい感じで進んでゆきます。
まだふらふらする視線の先にあるダイニングからは、いい香りが漂っていました。
そして、ダイニングに一歩足を踏み入れると・・・
『ママ・・・起きた?ごめんね。昨日はまたボクが、がんばっちゃったから・・・。
また朝はゆっくりかなと思ったから・・・朝ごはん、作っておいたよ。』
・・・息子の優(ゆう)くんが朝食の用意を終えたところでした。
私はこの子の母親の美浜 舞(みはま まい)。
特にこれといって特徴のない主婦をやっています。
主人は単身赴任で半年に一度帰ってくる程度なので、我が家は普段は二人っきりの家庭です。
そんな家庭で育ったせいなのか、優くんも年頃を迎え、だんだん頼もしい男性の雰囲気を漂わせるようになって来ていました。
私は大きく伸びをしながら答えます。
「はふぅ・・・っ。なんだか最近…優くんに頼りっきりだなあ、お母さん・・・。」
『ううん、夜にママを疲れさせちゃってるの…ボクの方だから・・・。これくらいは・・・。』
「ん・・・。お母さんであんなに頑張ってくれるの・・・お母さんも嬉しいから・・・。」
・・・そう、ひとつ特徴のある我が家の話は・・・私は・・・母親でありながら息子の優くんと・・・夜の生活を共にしているのでした。
優くんの若い性を身体中に受け止める毎日・・・。ちょっぴり年上の私には激しすぎるその攻め・・・。
こうした毎晩の影響は朝の、この私のぼんやり加減に現れていました。
『ねえ、ママ。その格好だと・・・そろそろ寒くなってきたし・・・風邪引いちゃうんじゃないかな・・・。』
その、ぼんやりした気分のまま起きて来たので、言われて始めて自分の格好に気づきました。
優くんと寝たときの服のままでした。
その服はちょっと前までは主人とするときのための服だったのですが・・・今は優くんのために使われています。
やはり興奮を誘うための服なもので・・・おっぱいは露出し、布地部分はうっすらと透けている、というものです。
当然朝食の場で身に着けるようなものではありませんが・・・私は気にもせずに食事を口に運びつつ、
「・・・ん〜。あとで着替えるから・・・。優くんも朝からおっぱい見れて嬉しいでしょ?えへへ・・・。」
私の言葉に、昨晩あれだけしたにも拘らず・・・優くんの視線はついおっぱいへと釘付けになります。
「・・・ほら、ね。素直に喜びなさい。」
頬を赤らめながら視線を強引にはずす優くん。
『・・・もうっ。ボクとママの間柄でも、もう少しさぁ・・・。』
・・・ん。まだこう言うところは可愛いなぁ・・・。
と、もうちょっといじくってみたい衝動に駆られます。
私は乳房の先っぽからにじみ出てくる母乳を指し示しながら、ちょっと上目遣いで優くんに問いかけます。
「・・・ねぇ、優くん。お母さん・・・またおっぱい出てきちゃってるんだ・・・。ちょっと搾ってくれる?」
『・・・ボ・・・ボク・・・そろそろ学校に行かないと・・・。』
足を玄関へと向ける優くんに私は声をかけます。
「・・・嘘ついちゃダメよ、優くん。お母さん、今日は部活も何もない日だって知ってるもの。まだ時間あるでしょ?
それに・・・お母さんが、おっぱい出ちゃうようになったのも優くんのせいなんだから・・・。」
そのままちょっと意地悪な視線を優くんに投げかけると・・・。
『う・・・ん。わ、分かったよ・・・ママ。』
おとなしく承諾する優くん。
「うふふっ・・・。優くんが素直な子で、お母さん嬉しい・・・。」
・・・そして搾乳をしてもらいます。
またぎこちない手つきで私の乳首を揉み解し、下の受け皿へと母乳を滴らせます。
後ろにいる優くんの息遣いで、ちょっと興奮しているのが感じ取れます。
出来ればこのまますっきりさせてあげたいのですが、それはまだ控えておかなければいけません。
この、朝のちょっとした優くんへの刺激が帰ってきてからのお楽しみに繋がるのです。
たまに学校から帰ってきたらそのまますぐはじめちゃう事もあるくらい・・・。
『・・・も、もういいでしょ・・・ママ。』
きゅうぅ・・・っと搾られる乳首からはそろそろ母乳が出尽くした感じでした。
「・・・あ、もう終わっちゃったんだ・・・。優くんのおっぱい搾り・・・気持ちいいからもうちょっとしてたかったんだけどなぁ・・・。
それじゃ帰ってきたら、今度はお母さんが・・・優くんのミルクを搾ってあげるからね・・・。」
そろそろ心の何かの限界に近づいたような優くん・・・傍らのカバンを掴んで、そのまま学校へと急ぎます。
『ん・・・こ、今度こそ本当に学校行くから・・・。行ってきますっ・・・!』
そのまま、すたすたと廊下を去って行き・・・玄関のドアが閉まる音が響きます。
「は〜い。いってらっしゃ〜い・・・。」
私は手をひらひらとしながら、その後姿をお見送りします。
そして、一人ぽつんと残った私はその部屋の空気に急に素に戻り・・・。
「・・・さて、私も母親の仕事に戻らないと・・・。」
寝室へと戻り、着替えを始めます。
普段の母親らしい格好に戻った私は、仕事の一つである掃除を始めました。
リビング、廊下と掃除機をかけてゆき・・・優くんの部屋へと向かいます。
「そういえば・・・優くんとの関係も、この部屋の掃除から始まったんだっけ・・・。」
ドアノブに手をかけながら、その事をふと思い出しました。
この部屋でまず私だけに起こった・・・身体の中から湧き出した欲求の高まりから始まり・・・
そして母親の私が・・・その立場も忘れて年頃の優くんの心を惑わした・・・性の誘いへと続く出来事を・・・。
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